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INFORMATION 2024総合ニュース 2024

HAPPY NEW YEAR 2024

2024年、FUNNYは55周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と深くお礼申し上げます。 本年も皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますと共に一層のご愛顧賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。


Charles Loloma:チャールズ・ロロマ
(Hopi 1921-1991)

ネイティブアメリカンジュエリー(インディアンジュエリー)の歴史において彼の登場がなければ、現在のようなネイティブアメリカンのモダンアートの発展や様々なアーティストの作品を私達は目にする事はなかったでしょう。生前彼が生み出した作品は、そのどれもがそれまで世間が捉えていたインディアンジュエリーの概念を根底から覆す《創造物》でした。彼が作品に使用した素材や用いた技法、そのどれもが人々の想像の先を行くものばかりで当初は時代が全く追いついておらず、それまでインディアンジュエリーとして古くから捉えられて来たものとあまりにもかけ離れた《創造物》だった事より、同じネイティブアメリカンからでさえ"彼の作品はインディアンジュエリーとして認められない"といった事が起きてしまうほどでした。ただいつの時代も天才と謳われるアーティストや偉人は、世の中に新しい何かを生み出した時には少なからずそういった境遇に直面する事がありますが、彼の類稀なるセンスと才能もそれら同様に早過ぎたゆえのその類いでした。と同時に芸術を愛する人々が彼の確かなる才能を放っておくわけがなく、それは徐々に時代が微笑みながら彼の方へと歩み寄り、やがて素晴らしい作品によって人々を満面の笑みで溢れさせ、それまでインディアンジュエリーと一括りで呼ばれていたものからネイティブアメリカンジュエリーのモダンアートとして、コンテンポラリージュエリーといった新しいカテゴリーによって新時代を切り開き、ネイティブアメリカンのアイデンティティ向上にも多大なる貢献を果たしました。 今年55周年を迎えるFUNNYは生前から交流があったCharles Lolomaが残した素晴らしい作品や長年の交流からFUNNY50周年に招待した彼の意思を継ぐ後継者Sonwai:Verma Nequatewaの作品、そして彼が影響を与えたこの世界で活躍する様々なアーティストのネイティブアメリカンジュエリーの数々をこれからも皆様にお届けして参ります。