20TH ANNIVERSARY AFWLC in IMP Director's Presents Vol.4 【Clint Ormes Trophy Buckle】

今年最後の20TH ANNIVERSARY AFWLC in IMP Director's Presentsによるニュースは、常にハイエンド・ユーザーに定評のある、あのClint OrmesのバックルをVol.4,Vol.5との2回に渡って御紹介。
先ずは、Clint Ormesの代表作とも言えるトロフィーバックル、“Broken Arrow"Clint Ormesのバックルの中では、あまりにも有名なオリジナリティー溢れるバックル。
数多く飛び交うアローの中、一本のアローだけが折れ、そのアローだけがゴールドであしらわれている。
また、オーバレイによって表現された幾重にも重なるアローが見事な遠近感と立体感を生み出し、同時にそのアローが飛び交う様子からは、躍動感が伝わってくる。
それはまるで絵画を眺めている様な見てて飽きない素晴らしい絵画的なセンスが感じられ、Clint Ormesのバックルの中でも最もオリジナリティーが光るバックルのひとつと言える。
また、Clint Ormesらしいオールドスタイルのエングレーブにロングホーンをオーバレイであしらったトロフィーバックルは、ロングホーンという力強いモチーフを用いながら何処か優しい印象を与えてくれる。
それは、ホーンの箇所だけにゴールドをあしらったゴールドが、ただゴールドをあしらうのではなく、あえてピンクゴールドをあしらっているセンスにもあり、男性のClint Ormesのファンならずとも女性の心をも擽り、他のメーカーに比べ女性のハイエンドなカスタマーが多いのもうなずける。
" I Love Big Buckles ! "
この言葉は、そのセンスにはいつも感心させられ、オリジナリティー溢れるウエスタン・スタイルは、常に人々の注目の的であり、もはやNathrie Styleとも言えるそのファッションセンスの高さは、ウエスタンのファッション界においてオピニオン・リーダー的存在であるNathrieの言葉。
そのNathrieの言葉通り、Clint Ormesのトロフィーバックルの中でも特にビッグサイズと言えるバックルがこのバックル。
ウエスタンバックルならではの迫力あるデザインに、綿密にほどこされたエングレーブ。
見る者を圧倒するその雰囲気からは、他のバックルでは決して味わえない所有感と優越感を感じさせてくれる。
しかし、これだけ大きなバックルでありながら、荒々しさといった単なるワイルドなテイストと言うよりは、重厚感と品格を感じさせてくれるところが、流石は、Clint Ormesの成せる技と言える。
そしてそのバックルに負けず劣らず、Clint Ormesのバックルの中で、スクウェアタイプとしては、一際ビッグサイズとなるロングホーンをあしらったバックルがこのバックル。
先に紹介したロングホーンのバックルとは異なり、より男性的な力強さを強調し、それに合わせあしらわれたイエローゴールドもバックルの雰囲気に合わせた気配りとセンスが感じられ、Clint Ormesが今尚大量生産を行わない、一貫した物作りへのこだわりと姿勢が、それぞれのバックルの魅力を最大限に引き出しており、この効率化社会において決して効率を目的としない物作りへの思いは、必ず人々を感動させ、尊敬する思いである。